予防接種とは

生まれたばかりの赤ちゃんは、お母さんからもらった免疫力で病気から守られています。 
しかし、このお母さん由来の免疫力は、生後２か月頃には徐々に弱くなってしまいます。

そこで、赤ちゃんが自分の力で病気と戦えるようになる為に頼りになるのが予防接種です。 
予防接種は、病気の原因となるウイルスや細菌を弱毒化したり、不活化したりして体の中に注入することで、
その病気に対する免疫力を高めることができます。 
予防接種をすることで、赤ちゃん自身は病気にかかりにくくなるだけでなく、
周りの人たちにも感染を広げるリスクを減らすことができます。 
これは、赤ちゃんだけでなく、家族や友達、そして社会全体を守ることに繋がるのです。

予防接種の種類はたくさんあり、それぞれの病気に対して適切な時期に接種する必要があります。
定期的な健康診断や医師のアドバイスを参考に、お子様に合った予防接種スケジュールを立てていきましょう。
何かご不明な点があれば、遠慮なく医師にご相談ください。

副反応

予防接種の後には、注射をした部位が赤くなったり、腫れたり、痛んだりすることがあります。
これは、体の中にワクチンが入ってきたことに対して、免疫が働き始めたためです。 このような症状は、通常は数日で治まります。 
まれに、発熱や倦怠感、頭痛などの症状が出ることがありますが、これも免疫が働いているためです。
心配な場合は、医療機関に相談しましょう。

接種後の自宅での過ごし方

接種当日は、激しい運動は避け、安静にして過ごしましょう。接種部位は清潔に保ち、こすらないように注意しましょう。
入浴は問題ありませんが、接種部位を強く洗わないように注意しましょう。 
体調の変化に注意し、気になることがあれば医療機関に相談しましょう。 

当院で行なっている予防接種

定期接種（対象年齢内公費負担）

• ヒブ（Hib）
• 肺炎球菌
• B型肝炎
• 五種混合（DPT-IPV-Hib）
• 四種混合（DPT-IPV)
• 麻疹風疹（MR)
• 水痘（水ぼうそう）
• 日本脳炎
• 二種混合（DT)
• 子宮頸がん（HPVワクチン）
• ロタウイルス

任意接種（実費）

• おたふくかぜ
• インフルエンザ
• 三種混合（DPT）
• 不活化ポリオ

定期予防接種のスケジュール

2024年4月版予防接種スケジュール
「どの予防接種をいつ打つことが推奨されているのか」についてまとめられています。

定期予防接種の予約方法

待合室での滞在時間を短くするため、当院ではオンライン予約を導入しています。 
当院にご来院いただくことがはじめての方でもご予約が可能ですので、
予防接種をご希望される方は下記サイトよりご予約のお手続きをお願いします。
予防接種の予約はコチラから 

お願い・注意事項

付き添い人数：混雑緩和と感染対策のため、付き添い人数は1名でお願いします。ご協力ください。
写真・動画撮影：診察室内での撮影はご遠慮ください。
妊婦さんへの予防接種：当院ではインフルエンザのみ対応しています。妊婦さんに対するRSワクチンやその他のワクチンは行っておりません。

予防接種、来院時にご持参いただくもの

• 予診表
• 母子手帳
• マイナンバーカード
• 健康保険証
• 医療証（乳児医療証など）
• お薬手帳（お持ちの方）